不動産にまつわる専門用語集です。


不動産住宅用語集

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【 く 】
空気音(空気伝搬音)
空気中を伝わってくる音で、壁が共鳴して伝わったり、窓などの開口部を通して伝わるもの。泣き声やカラオケ、拡声器の音も空気音に入る。
空地(くうち)
マンションの敷地内で建物が建っていない場所のこと。住民用の通路や駐車場、植栽のスペースとして活用される。
空中廊下
住戸の前にある共用廊下を住戸から離し、住戸と開放廊下の間を吹き抜けにして専用ポーチで結んだもの。住戸のすぐ前を人が行き交うことがないため、プライバシーの保護にメリットがある。
空地率
マンションの敷地全体に対し、空地が占める割合を空地率と呼び、%で表示する。
クーラースリーブ
冷暖房器具についているホースの取り付け口のこと。
クーリング・オフ
店舗や事務所以外の場所で売買契約等が行われた場合、一定期間内なら消費者が申し込みの撤回や契約を解除できる制度。不動産売買では、宅建業者が売主となる宅地または建物の売買契約に限って適用され、8日間以内は無条件で不動産買い受けの申込の撤回や契約の解除ができる。クーリング・オフの意思表示は書面によって行う。ただし、申し込みの撤回等だできると伝えられた日から8日を経過した場合や、宅地建物の引き渡しを受け、代金の全部を支払った場合などはクーリング・オフができない。
躯体(くたい)
床や壁、梁など建物の構造を支える骨組み、構造体のこと。
管柱(くだばしら)
2階建て以上ある木造建築物で、2階床部で中断した上下2本の柱のこと。
クッションフロア
キッチン、洗面所など水回りに使われることの多いシート状の床材のこと。「CFシート」と呼ばれることもある。
くつ脱ぎ石
和風住宅の玄関に置かれた、靴を着脱する時に使う石のこと。式台(座敷より一段低い板敷きの部分)に腰掛け、くつ脱ぎ石に足を下ろすと、ちょうどよい高さになる。
区分所有権
一棟の建物に構造上区分された数個の部分が独立していて、住居や店舗、事務所等の用途にすることができる場合、各部分を所有する権利を「区分所有権」という。各部分は「専有部分」と呼ばれ、共用部分と区別される。
グラスウール
断熱材の一つ。ガラスの繊維の間に大量の空気を含んでいるので、断熱性・吸音性が高い。
クラック
ヒビ・亀裂のこと。表面に生じた小さなひび割れを「ヘアーラック」、設計・施工上の欠陥によって躯体の内部から生じたひび割れを「構造クラック」という。
繰り上げ返済
住宅ローンを返済する時に、決められた定期的な返済とは別に借入金の一部または全部を返済すること。繰上げ返済した金額は借り入れ額の元金の返済に充当される。返済期間を短縮する「返済期間短縮型」と毎回の返済額を減らす「返済額軽減型」がある。
クルドサック
住宅地内に居住者以外の車が入ってこないようにする道路の作り方のこと。通り抜けができないようにし、突き当たり部分をロータリーにして、進入してきた車がUターンしやすいように設計している。
グルニエ
屋根裏部屋を表すフランス語。アティックと同義。
クレジット
割賦販売のことで、売主が、代金の一部または全部について、引き渡し後1年以上の期間で2回以上に分割して受領するもの。都市機構の物件の購入には、この割賦払いシステムが利用できる。
クレセント
アルミサッシの窓に取り付ける三日月型の施錠器具のこと。
クローク
もともとは「外套」を指し、転じて「洋服入れ」の意味で使われる。
クロス
壁や天井等に張る内装材のこと。布、ビニール、和紙などが使われる。
クローゼット
収納庫のこと。洋室に設置されたクローゼットは、主に洋服類を収納するために作られ、ハンガーパイプが取り付けられていることが多い。主にスーツやワンピースを収納することを考えているため奥行きを50~60cmほどしかなく、寝具類やその他の家財道具を収納しにくいものが多い。