不動産にまつわる専門用語集です。


不動産住宅用語集

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【 そ 】
総合設計制度
一定規模以上の敷地面積を有し、交通・安全・防火・衛生上支障がなく、敷地内に一定割合以上の空地があり、市街地の環境の整備・改善に役立つ建築物に対して、特定行政庁が容積率や高さなど建築基準法上の規制を緩和する制度のこと。容積率の割り増しは、敷地内に確保された公開空地の割合に応じて行う。主たる用途が住宅である建築物については、「市街地住宅総合設計制度」としてさらに容積率を高くできる。
造成地
その土地に建設される住宅等の環境・機能を整えるために、必要な工事を施した土地のこと。造成には、土地の状況に応じて、埋め立て・切土・盛土・地盤の改良などの方法がる。
贈与税
資産を無償で贈与された時、非課税枠の110万円を超えた分に対してかかる税金のこと。
ゾーニング
家の中の機能を、部屋単位で考えるのではなく、用途別に大まかに分けた「ゾーン」として捉え、それを効率的に配置すること。たとえば、リビングなど家族が集うスペースは「パブリックゾーン」、トイレ・浴室などは「サービスゾーン」、寝室・子ども部屋などは「プライベートゾーン」などに分類。各ゾーンをいかに配置するかで、暮らしやすさが決まると言われる。
ソーラーシステム
太陽熱を利用して、冷暖房や給湯を行うシステムのこと。太陽熱を吸収する集熱器とその熱で水を湯に換えて貯蔵する蓄熱槽、熱を取り出す機械など、比較的大きな設備を利用するソーラーシステムを「アクティブソーラー型」、自然のエネルギーを人工的に熱に転換せず、簡単な装置で建築物内に貯蔵したり、工夫して良好な屋内熱環境を作り出すソーラーシステムを「パッシブソーラー型」という。
底地
土地に建物の所有を目的とする地上権や賃借権を設定した場合の、その土地の所有権を指す。
ソフトダウンウォール
目の高さまで引っ張って下ろせるキッチンの吊り戸棚のこと。
外断熱
柱などの構造材の外側から家全体を断熱材ですっぽりと覆う断熱法。従来日本で主に採用されてきた「内断熱」工法(構造材の間に断熱材を充てんする)に対してこう呼ばれる。断熱材の隙間ができにくく、気密性が高いのが特長。また、構造材の外側に通気層ができるため、結露しにくく、カビやダニの発生を抑える。
損害賠償
契約違反や不法行為をした時に、それが原因で発生した損害を補てんすること。原則として損害賠償は金銭で支払われる。